8 何かいいことないかな?

「何かいいことないかな?」とはよく耳にする言葉かもしれませんね。
だけど、その「何かいいこと」とは、誰かが用意してくれるものではありません。
「何かいいこと」は自分で作り出すものです。

誰かが用意してくれたとしても、とても高額だったり、それに頼ってしまったりと、代償を支払うことが多いのです。

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誰かが用意してくれた「何かいいこと」は、その用意してくれた人にとっての「いいこと」である場合もあります。
誰かが用意してくれた「何かいいこと」はそのうち飽きてしまいます。
自分が考えていたものと少し違っていたり、物足りなくなってしまったりします。
もっと他に「何かいいことないかな?」と、欠乏状態に陥ってしまいがちです。

ここで人生あべこべ法則を適用して考えてみます。
「何かいいことないかな?」と考えている人は、じつはたくさんいます。
みんな待っています。
そういう状況なら、自分でその解決法を研究して伝えていく取り組みをしていくと、エキサイティングな人生になっていきます。
「こんなことをすると人生が面白くなりますよ」と。

自分が困っていることというのは、じつは他にも多くの人が困っている場合が多いのです。
自分が解決すれば、同時に他の人にも喜んでもらえます。
このことに気が付くかどうかが、今後の人生を楽しいものにするかどうかの分かれ目です。

特許も同じですね。
生活の不便を改善しようとして、うまくいけば成功ですね。
特許を取れれば豊かさが流れてきます。

鉛筆を六角形にした人もそうです。
机から転がり落ちないようにしたのですね。

鉛筆の後ろに消しゴムをつけた人もそうです。
消しゴムがすぐにどこかへいってしまうからでしょうね。

研究する内容は、具体的な「何かいいこと」でもいいですし、「何かいいこと」を探す方法でもいいです。

前者は、アメリカの金を求めて西部開拓をしたゴールドラッシュでたとえると、金を掘り当てる行為そのものですね。

後者は金を掘り当てる道具を提供することです。
もちろん、両方いっぺんに追求してもいいです。
金を求めながら道具も売るのです。

自分が追い求めたことでうまくいったことがあれば、それを文章にまとめます。
いろんな人に見てもらいます。
そしてアドバイスをもらいます。
改善すべきところは、どんどん改善していきます。
改訂版を作るのです。
こういう地道なことをする人は少ないので、これをやった時点でかなり個性的です。

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だからこそやる価値が大きいのです。

他人がやらないことをやる人は、世間では変わった人と思われますが、他人がやらないことをやるからこそ際立つのです。
自分自身が、よりオンリーワンになっていきます。

 このようにして「何かいいこと」は自分で作り出すことができます。
それでまわりの人が喜んでくれれば嬉しいことですね。
「何かいいこと」は「もっといいこと」に変わっていきます。

はじめのうちは1年、2年とかかるかもしれませんが、それは地下に根を張っている時期だと思って、なんとか持ちこたえてみてください。
やがて、しっかり根を張った割合に応じた以上の、でっかい花が咲くことでしょう。

これは弓矢でたとえることもできます。
芽が出ないときは、矢を引き絞っているときなのです。

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いずれ、ビューンと飛んでいけます。

コツは、たくさん本を読んで、知恵を自ら主体的に吸収することです。
他の人に教えることができるくらい、深く勉強していきます。

自分が目指している分野で成功している人の話を聞きにいくのもいいです。
友達にもなれます。

そういうことをしているうちに「何かすごくいいこと」がひらめきます。

では、いつからやればいいのでしょうか?

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それは、思い立ったときです。
思い立ったときが、絶好のスタート日和なのです。

「何かいいこと」は他の人が用意してくれるのを待っていても、いつまで経ってもやってきません。
自ら作り出すからこそ、存在するのが「何かいいこと」。
だから「何かいいこと」は気持ちの持ち方一つで、存在もしますし、消滅もします。

【結論】
 待っているんじゃなくて、
 探しにいくんだよ!

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