自分は弱いはずはないと思っていると、自分の弱さが許せなくなってきます。
そんな自分が許せなくて、自己嫌悪になって気分が悪くなったりします。
だけど、別に弱くてもいいのです。
もし弱いのなら、それはそれでいいのです。
弱いのだから仕方のないことです。
このようにして、自分の弱さをありのままに受け入れるのです。
開き直りとでも言いましょうか……。
開き直って、そんな自分を抱きしめてあげる。
「よしよし」と背中をなでてあげる。
小さい子供が転んで泣くとします。
「エーン!」と大きな声で痛みを主張しつつ、こちらへ歩いて来たとします。
そうしたらぎゅっと抱きしめて、優しく「よしよし」してあげる、それと同じです。
自分で自分を「ぎゅっ」としてあげて、ホワンと胸が温かくなってきたら強くなれます。
小さい子供も転んだ痛みから立ち直って、また元気に駆け出していきます。
だから、カラ元気を装う必要はないのです。
弱い自分「ありのまま」でいいのです。
心の中できちんと泣けばいいのです。
ワーワー泣いて、そんな自分をしっかり「ぎゅっ」としてあげて、「よしよし」してあげます。
強い子になれます。
弱いなら弱いでいいじゃないですか。
その弱さをしっかり受け止められる強さを持てばいいのです。
弱いなら弱いなりに、そこから格好つけずに、見栄を張らず、スッキリした気持ちで普通の自分で、普通に歩いていく。
そういう強さを持てばいいのです。
「私、弱いんです。それが何か?」
と言い切れる強さを持とう!
自分の中の弱さを認めた瞬間、人は強くなれます。
【結論】
強さとは、
弱さを認められることである!