毎日すごすなかで、ふと思いついたことを何かノートに書き込む。でもどこに書いたか忘れてしまう。そんなときに便利なものがアウトライナー。とりあえず、アイデアや気づき、学んだこと、覚えておきたい言葉、すごいなーと思ったことなど、何でもよいので一つのメモとして書き込んでおく。そして、あとからそれをようにている者どうしまとめる。初めは乱雑に散らかったように見えたメモがだんだん整ってくる。整ってくると、全体像が見えてくる。森の中にいるときは森は見えないけど、気はよく見える。この木は表面がごつごつしているねとか、葉っぱが分厚くて濃い緑色をしているねなどと、どんどんメモを取っていく。そして葉っぱや木肌を一本の木にまとめ、それらの木をまとめて、はいこれは森ですねと、鳥が空から森を見下ろすように乱雑に散らばった葉っぱや一本一本の木肌が、全体でまとまると、独特の森になって見えてくる。
こういうことを始めると、普段通勤電車でなんとなく読む本が、何かメモすることないかな?というように、メモしたいなーって感じになる。そして、スマホを取り出し、ポイントを簡単にメモをする。そうやって日々刻々と過ぎる時間の中でのこれは!と思ったきらめきや気付きなど、きらりと光るものを集めておく。集めておいて後から分類すると、全体像が見えてくる。全体像が見えてくると、私がきれいだなと思ったコレクションです、良かったら見てみてくださいね、ということができる。
いきなりゼロからすごいアイデアは降ってこない。だけど、日々集めたアイデアやヒントがふとしたことで結びついて、みんなの役に立つ情報になる。日々生活しながら人のお役に立てる善循環装置に自分を置いておく。
善循環装置は装置だから、あらかじめ善を循環させるようにプログラムされている。この善を循環させることがさらに大きく善を流せるように装置に内蔵されたパイプが太く、分厚くなっていく。
こうやって生きていけば人生がよくなるしかない。悪くなり様がない。なぜなら善を循環させているから。
話を本題に戻す。
このようにせっかく良いアイデアでも、メモしなかったら、すぐに忘れる。ちゃんとメモしても、そのメモ帳がどこかにいってしまう。メモ帳がちゃんと手元にあったとしても、メモ帳の1冊目のここに書いてあるアイデアと、4冊目のここに書いてあるアイデアはすごくいいから、今使っている7冊目のメモ帳のこのページに両方とも書き写しておこう、という手間はいらない。
パソコンやスマホを使えば、そしてネット環境があれば、いつでもこの1冊目のあるメモと4冊目のあるページに書いてあるメモが、掌の中で簡単に移動させてすぐ近くにおいておける。なんなら、この二つのアイデアにある共通するタイトルをつけて、この二つのアイデアはこの共通するタイとるの中に置いておく。このようにいいなと思った情報同士を簡単にコピペしてすぐ近くに置いておく。
このように、日々、ひらめく都度、細切れ時間がある都度、会社へ歩いていく通勤経路のときなどに、スマホを取り出して、さっとメモしておく。
こうやって日々、コツコツとためた宝物を、また日々コツコツと並べ替えて一つの森を作っていく。全体像が見えてくれば興味がある人、必要がある人に、伝えやすくなる。
いいなと思った宝物に感じる情報の善循環装置になるための便利な技術がworkflowyというアプリ。
このアプリについて、初心者にもわかりやすく教えてくれる良書に出会った。この本自体このworkflowyというメモを森にする道具を使って、日々コツコツと書き上げたということだ。
すばらしいね!